藤田 忍

専門分野

半導体メモリアーキテクチャ、特に不揮発メモリを用いたシステム

これまでの取り組みと将来への想い

入社以来、半導体技術トレンドと業界トレンドから将来を先取りする研究開発を意欲的に行っており、情報セキュリティ向け乱数発生半導体の提案、開発、製品化まで、事業部を巻き込み実現してきました。さらに、AI向けに使われているHBM(High Bandwidth Memory)と呼ばれる3Dメモリを研究開発し、制御システムを業界に先んじて提案できたことで、表彰を受けています。加えて、エッジ・IoT等で使われている混載型磁性体メモリMRAMの研究開発で業界を牽引し、MRAM市場トレンドにも影響を与えています。今後、キオクシアの新しいメモリ応用・システムの研究開発に貢献し、若手研究者と連携して新しいメモリ市場を開拓していきます。

主な実績

社外受賞歴

  • 2018年 ICCAD Ten Year Retrospective Most Influential Paper Award

発表・論文

  • 1993年 Electron. Lett., Vol.29, No.17, 1557-1558 (1993)
  • 1997年 J. Vac. Sci. Technol. A, Vol.15, No.3, 1493-1498 (1997)
  • 2004年 IEEE International Solid-State Circuits Conference (ISSCC), Vol.1, 294-295 (2004)
  • 2009年 Proceedings of the ACM/SIGDA 17th International Symposium on FPGA, 121-122 (2009)
  • 2010年 Proceedings in 47th Design Automation Conference, 631-632 (2010)
  • 2014年 19th Asia and South Pacific Design Automation Conference (ASP-DAC), 6-11 (2014)
  • 2015年 IEEE International Solid-State Circuits Conference (ISSCC), 136-138 (2015)

社外委員歴

  • 2014年 NEDO ノーマリーオフコンピューティングの普及検討委員会委員
  • 2018年 総務省 次世代人工知能技術の研究開発課題Ⅱ運営委員会委員長