研究・技術開発体制と拠点

キオクシアでは「記憶」の技術で業界をリードする研究・技術開発体制を敷いています。各拠点を活用し、オープンイノベーションを推進しながら技術革新を行っています。

研究・技術開発体制

キオクシアの研究・技術開発は、長期的視点で将来技術を研究する研究所、製品への適用技術を研究する開発センター、製品化のための技術開発を行う事業部の3つの組織が連携しながら進めています。

研究・技術開発体制のイメージ 研究・技術開発体制のイメージ

キオクシアの研究・技術開発部門紹介

先端技術研究所

豊かで持続的なデジタル社会の実現のため、メモリ技術の革新により、絶え間ない技術探索とその社会実装を目指します。

先端技術研究所は、加速度的に広がるAI技術とその応用を支える技術、新原理や新材料を駆使した大容量・高速メモリシステム技術、そしてこれらを低コストで社会に普及させるための新規プロセス技術の研究開発を推進しています。

先端技術研究所の組織体制 先端技術研究所の組織体制

先端メモリ開発センター

当社が世界に先駆けて開発した3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH™」の研究開発と量産化の橋渡しを行っています

最先端の幅広い技術開発を行うため、「先端モジュール開発」「メモリデバイス開発」「ユニットプロセス開発」「プロセスインテグレーション」など技術管理部門を中心として高度に連携させ、四日市工場内の生産ラインを活用し、スピーディな技術開発を推進しています。

先端メモリ開発センターの開発部門 先端メモリ開発センターの開発部門

メモリ事業部

自社開発のフラッシュメモリやコントローラの強みを活かし、BiCS FLASH™を活用しながら多様な市場への進出を進めています

今後予想されるIoT化によるストレージ需要の一層の増加に対して、お客様の新たなニーズに応えるため、高密度化、大容量化を推進しながら、画期的ソリューションの実現にも挑戦していきます。

SSD事業部

フラッシュメモリの技術力を応用したSSDを開発し、膨大なデータ需要にこたえる製品を送り出しています

SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)は、フラッシュメモリを主記憶デバイスとするデータストレージデバイスです。 フラッシュメモリメーカーである当社の強みを最大限活かして、SSDの研究、設計、製造からマーケティング、市場創造まで担い、コンピュータ分野のみならず、エンタープライズ、データセンターそして産業用機器まで幅広い市場に高品質のSSD製品を提供しています。

キオクシアには、「研究」を「製品」に結実する高い技術開発力があります。製品が市場に出るまでの過程でどのような技術開発が行われているのか、その技術革新のしくみをご紹介します。

研究・技術開発拠点

国内拠点

国内拠点 国内拠点

キオクシアの研究・技術開発は、横浜テクノロジーキャンパスと、四日市工場に隣接するメモリ開発センターで行っており、研究所、開発センター、事業部の垣根を越えた議論が日々活発に行われています。

海外拠点

海外拠点 海外拠点

先端技術へ迅速にアクセスし、市場・顧客ニーズへ柔軟に対応するため、先進的なIT企業が数多く所在する国と地域にあります。
日本の技術者と連携し、最新のストレージ要素技術開発、コントローラー、ソフトウェア設計など、メモリとSSD製品に必要な技術開発を行っています。

オープンイノベーションや産学連携の活用

キオクシアは国内外の拠点を中心に、大学やコンソーシアム、そしてパートナーとのオープンイノベーションを推進し、新たな技術革新を生みだしています。
また速やかな製品開発を実現するため、装置・材料メーカーと共同開発に取り組んでいます。多様な専門性を持つエンジニアが、探求心と熱意をもって次の「記憶」技術を実現する研究・技術開発に挑んでいます。