世界初、NFCを搭載したSDHCメモリカードの発売について

スマートフォンをかざすとカードの情報をプレビューできる機能を実現

  • 2015年 1月 6日
  • 株式会社東芝

当社は、世界で初めて[注1]NFC(近距離無線通信)機能を搭載したSDHCメモリカードを商品化しました。8GB、16GB、32GB[注2]の商品を、2015年2月から順次発売を開始します。なお、本商品を1月6日から1月9日まで米国ラスベガスで開催される「2015 International CES (コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」に出展します。

NFCを搭載したSDHCメモリカード

SDメモリカードの中身を確認する場合、通常PCやデジタルカメラにカードを入れて確認する必要があります。本商品では、NFCの「かざす」だけでデータのやりとりができる特性を利用し、PCやデジタルカメラにSDメモリカードを入れなくても、無料の専用アプリ「Memory Card Preview」[注3]をインストールした、NFC搭載のAndroid™スマートフォンをかざすだけで、カードの中身が見える「プレビュー機能」を実現しました。SDメモリカードの空き容量や、どのような写真が保存されているかが最大16枚までのサムネイルで確認することができます。
当社は、無線通信機能の特徴を生かしたメモリカードシリーズのラインアップを拡充することで、多様なシーンで便利に使える価値を提供します。

新商品の主な仕様

シリーズ名

NFC搭載SDHCメモリカード

品名

THNNF008GDA-B(8GB)
THNNF016GDA-B(16GB)
THNNF032GDA-B(32GB)

容量

8GB / 16GB / 32GB

インターフェース

SDインターフェース規格 UHS-I

スピードクラス

UHSスピードクラス UHS Speed Class 1
SDスピードクラス Class10

NFC準拠規格

NFC Forum Type 3 Tag準拠

周波数

13.56MHz

対応スマートフォン

NFC対応 Android™スマートフォン
(Android 4.0-4.4)

電源電圧

2.7-3.6V

準拠規格

SDメモリカード規格準拠

外形寸法

32.0mm(L)×24.0mm(W)×2.1mm(T)

質量

約2g

動作環境

  • SDXC対応機器、SDHC対応機器でご使用ください。
  • SD規格における高速バスインターフェースUHS-I に対応しています。
    UHS-I 対応機器でのみ、UHS-Iモードで使用できます。
  • 温度:-25~85℃
  • 湿度:30~80%RH(結露しないこと)

[注1]2015年1月6日現在。東芝調べ。
[注2]本商品の容量の表示は搭載されているフラッシュメモリに基づいており、実際にご使用いただけるメモリ容量ではありません。メモリ容量の一部を管理領域として使用しているため、ご使用いただけるメモリ容量(ユーザ領域)は、32GB商品の場合は約28.8GB、16GB商品の場合は約14.4GB、8GB商品の場合は約7.2GBとなります。(メモリ容量は1GBを1,073,741,824バイトとして計算しています。)
[注3]スマートフォン用のアプリ「Memory Card Preview」を、新商品の発売と同時にGoogle Play™ストアにて無料で提供する予定です。

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  • 本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
    最新の仕様については、東芝メモリカード製品ホームページhttp://www.toshiba.co.jp/p-media/sd/index_j.htmをご覧ください。

「Memory Card Preview」をインストールした、
NFC搭載のAndroid™スマートフォンの画面イメージ

「Memory Card Preview」をインストールした、NFC搭載のAndroid™スマートフォンスマートフォンの画面イメージ

お客様からの商品に関するお問い合わせ先:
メモリ新規ビジネス営業推進部

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