キオクシアのEDSFF対応SSDがヒューレット・パッカード・エンタープライズの各種システムに採用

NVMe™ SSD「KIOXIA CD7 E3.Sシリーズ」がHPEのサーバーやストレージ製品向けに出荷開始

  • 2023年5月17日
  • キオクシア株式会社

当社の、EDSFF (Enterprise and Datacenter Standard Form Factor) E3.Sフォームファクターを使用したNVMe™ データセンターSSD「KIOXIA CD7 E3.Sシリーズ」(以下、「CD7 E3.Sシリーズ」) が、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(Hewlett Packard Enterprise:HPE)の次世代サーバーやストレージ製品に採用され、出荷を開始しました。

NVMe™ データセンターSSD「KIOXIA CD7 E3.Sシリーズ」

CD7 E3.Sシリーズは、当社が業界に先駆けて[注1]PCIe® 5.0インターフェース向けに開発した、EDSFFフォームファクター使用のデータセンターSSDです。本製品を使うことにより、ドライブあたりのフラッシュストレージ密度を高め、電力効率やサーバーラックの高密度化[注2]を向上させることが可能となります。今回CD7 E3.SシリーズのSSDを採用することになったHPE ProLiant Gen11サーバー、HPE Alletra 4000 データストレージサーバー、HPE Synergy 480 Gen11コンピュートモジュールは、PCIe® 4.0に比べて約2倍の性能を持つ最新のPCIe® 5.0インターフェースに対応しており、EDSFF E3.S用のドライブベイを備えています。

EDSFF E3.Sは、従来の2.5インチから高性能フラッシュストレージのニーズに合わせて進化させたフォームファクターです。同じラック構成の場合、2.5インチのフォームファクターに比べて、より高密度で効率的な実装が可能で、冷却および熱特性を改善し、容量を最大約1.5から2倍まで高めることができます。

NVMe™ 1.4対応のデータセンターSSDであるCD7 E3.Sシリーズは、1,920から7,680 GB(ギガバイト)までの容量ラインアップをそろえ、1 DWPDの性能でリードインテンシブな用途に適しています。

  1. 2021年11月9日付、キオクシア調べ。
  2. 2.5インチフォームファクターのSSDと比較した場合。
  • 記憶容量:1MB (1メガバイト) =1,000,000 (10の6乗) バイト、1GB (1ギガバイト) =1,000,000,000 (10の9乗) バイト、1TB (1テラバイト) =1,000,000,000,000 (10の12乗) バイトによる算出値です。そのため、1GB=1,073,741,824 (2の30乗) バイトによる算出値をドライブ容量として用いるコンピューターオペレーティングシステムでは、記載よりも少ない容量がドライブ容量として表示されます。ドライブ容量は、ファイルサイズ、フォーマット、セッティング、ソフトウェア、オペレーティングシステムおよびその他の要因で変わります。

  • PCIeはPCI-SIGの商標です。
  • NVMeは、NVM Express, Inc.の米国またはその他の国における登録商標または商標です。
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