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性能とセキュリティー機能を強化した第2世代24G SAS SSDのサンプル出荷について
- 2022年 3月 8日
- キオクシア株式会社
- 2022年12月23日:セキュリティー機能に関する記述をアップデートしました。
当社は、高い性能、信頼性、セキュリティーが必要とされるミッションクリティカルな用途のエンタープライズサーバーやストレージシステム向けに、当社第2世代24G SAS SSDとなるKIOXIA PM7シリーズ(以下、PM7シリーズ)を開発し、本日サンプル出荷を開始します。セキュリティーオプションとして、Sanitize Instant Erase (SIE)、Self-Encrypting Drive (SED)モデルに加え、FIPS 140-2認証を取得した暗号モジュールを搭載したSEDモデル(FIPS SED) をラインアップします。[注1]
24G SAS(SAS-4)インターフェースを採用したPM7シリーズ は、当社の第五世代3次元フラッシュメモリBiCS FLASH™を搭載し、最大シーケンシャルリードスループット4.2GB/s、最大ランダムリード720K IOPSの性能を実現し、前世代モデルのKIOXIA PM6シリーズに対して約20%の性能向上を達成しています。
その他の特長:
- 高信頼性可用性が要求される高信頼性ストレージシステム向けにデュアルポートを搭載。
- SSD内のフラッシュチップのエラーに対してもリカバリーを行い、データの信頼性を高めるフラッシュダイエラープロテクション機能を搭載。
- ワークロードに合わせて、1 DWPD (Drive Write Per Day)のリードインテンシブモデル と3 DWPD のミックスドユースモデルを用意。1 DWPD モデルは、1.92TB から業界最大容量[注2] の30.72TBまでの容量ラインアップ、3 DWPD モデルは、1.6TB から12.8TB までの容量ラインアップをそろえます。
- FIPS SEDモデルが搭載している暗号モジュールは、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)が発行するFIPS 140-2のセキュリティー要件レベル2、およびFIPS 140-3のセキュリティー要件レベル2に準拠するように設計されており、2022年中にFIPS 140-3の認証取得できる見込みです。
当社は、SASインターフェースの規格や開発を推進する業界団体T10およびSCSI Trade Associationの主要メンバーであり、SAS SSDの開発や普及に取り組んでいます。
- FIPS:Federal Information Processing Standards
暗号化機能付きモデルのラインアップは、地域によって異なります。 - キオクシア調べ。2.5インチのフォームファクターのSAS SSDとして、2022年3月8日時点。
- SSD製品の記憶容量について:1MB (1メガバイト) =1,000,000 (10の6乗) バイト、1GB (1ギガバイト) =1,000,000,000 (10の9乗) バイト、1TB (1テラバイト) =1,000,000,000,000 (10の12乗) バイトによる算出値です。しかし、1GB=1,073,741,824 (2の30乗) バイトによる算出値をドライブ容量として用いるコンピューターオペレーティングシステムでは、記載よりも少ない容量がドライブ容量として表示されます。ドライブ容量は、ファイルサイズ、フォーマット、セッティング、ソフトウェア、オペレーティングシステムおよびその他の要因で変わります。
- 本サンプルは機能評価用です。量産時と仕様が異なる場合があります。
- リードおよびライト性能はキオクシアの試験環境で特定の条件により得られた最良の値であり、ご使用機器での速度を保証するものではありません。リード及びライト性能は使用する機器等の条件により異なります。
- 記載されている社名・製品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。
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