台湾・パワーチップテクノロジー社等に対する訴訟の提起について

  • 2014年6月3日
  • 株式会社東芝

当社は、台湾・パワーチップテクノロジー社を含む4社に対して、NAND型フラッシュメモリ関連の当社特許を侵害しているとして、台湾知的財産裁判所に特許侵害訴訟を提起しました。

当社は、パワーチップテクノロジー社、パワーフラッシュテクノロジー社、ゼンテルエレクトロニクス社、およびシーティーシー社の4社に対して、当社の台湾特許第154717号及び第I238412号に基づき、NAND型フラッシュメモリ(製品番号:A5U2GA31BTS-BC等)の製造と販売の差し止め、および損害賠償を請求しています。

パワーチップテクノロジー社を含む4社は、当社に無断でこれら特許を使用してNAND型フラッシュメモリの製造や販売を行っています。当社は、特許の不正利用に関してパワーチップテクノロジー社に対して協議を申し入れておりましたが、一切応答がなかったため、今回の訴訟提起に至りました。

当社は1987年に世界で初めてNAND型フラッシュメモリを開発し、現在に至るまで技術開発と市場開拓を先導的に行ってきました。当社は、事業競争力の源泉である技術の先進性を確保していくため知的財産を有効な資産と考えており、今後も当社特許の不正利用に対して断固たる措置を講じてまいります。