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米・OCZテクノロジー社のSSD事業に関する資産譲渡取引完了について
- 2014年1月22日
- 株式会社東芝
当社は、リテールやデータセンター向けのSSD事業を強化するために、米・OCZテクノロジー社(以下、OCZ社)と昨年12月に締結した同社のSSD事業に関する資産譲渡契約に基づき、その資産取引を完了しました。
OCZ社のSSD事業に関する技術開発資産、知的財産、製品、販売網を取得し、本日付(米国太平洋時間:21日)で当社のグループ内に「OCZストレージソリューション」を新会社として位置付けます。当社が強みを持つNAND型フラッシュメモリの技術と、OCZ社が高い実績のあるリテールやデータセンター用途SSDを組み合わせることで、SSD事業の競争力を一層強化していきます。
当社はOCZ社が12月に米連邦破産法11章に基づく申立てを行った破産裁判所から、1月16日に買収者として承認されました。その後、当社とOCZ社は協議を重ね、本日、資産譲渡取引が完了しました。
ストレージ市場では、薄型軽量化が進むノートPC、タブレットに加え、クラウドサービスの普及によりデータセンター向けのニーズが高まっています。当社は、最先端の微細化技術を持つNAND型フラッシュメモリと高速化・大容量化を続けるSSD、HDDの事業を手掛ける世界唯一のメーカーとして、今後も顧客ニーズに応えるストレージ製品を積極的に展開していきます。
OCZストレージソリューションの概要
代表者:Ralph Schmitt
所在地:米国・カリフォルニア州 サンノゼ
従業員数:約300名
事業内容:SSD事業